老けたね!と良く言われる。まだ若いから大丈夫と思っている人ほど老けやすい件
生物の宿命である老化について
ありとあらゆる生物は必ず老いて死ぬという事は誰もが知っている事ですが、老いて死ぬというものが私たちの日常からあまりにもかけ離れているために、私達は自分の老い刻々と進んでいる事になかなか気づかないもんです。
そして久しぶりにあった親や友人から「老けたねえ」と言われてはっとする・・・
今日は老化について書いていこうと思います。
皆さん老化とは一体何が原因で引き起こされるかわかりますか?
それは身体の酸化によるものです。
テレビ番組などでたまに見かけるので身体の酸化って聞いたことある人もいると思いますが、
酸化ってきくと、鉄が錆びるとか10円玉が緑色になるとか、リンゴの色が変化する現象を想像される方が多いと思います。
そう!小学校で習ったそれが酸化です。
その現象を私たちの身体で言うと、私たちは自分の活動エネルギーを生み出すために空気中から取り入れる酸素を取り入れますね?
その取り入れた酸素の一部が身体を酸化させる原因となる「活性酸素」になります。
つまり活性酸素が酸化の犯人なんです。
活性酸素っていつでてるの?常にでてるの?
活性酸素の生まれる条件はいろいろありますが、
・運動した時
・ストレスを感じた時
このような時に身体の酸化はどんどん進んでいきます。
運動とはスポーツだけでなく、約束に遅刻しそうで少し小走りしたとか、階段を駆け上がるなど、平静時よりアクティブに動いた時に酸素消費量が増えて活性酸素による酸化が進みます。
また、現代社会においてストレスに晒されてない日なんてないですよね?
実は、ストレスを感じた時というよりも、ストレスによるイライラ状態から収まる時に活性酸素ってやつは発生するんです!
だから、私たちは生きているだけど刻々と酸化が進み、日々老いていくんです。
老いていくのは生命の宿命ですが、年齢より若く見られる高齢者って多いじゃないですか、
その理由教えます。
私たちの身体には酸化に対抗する抗酸化能力が備わっているんです!
この能力を生かすか生かさないかで、50、60代になった時に老化を意識していない周りの友人と差がつきます。
抗酸化能力があるなら、結局酸化はしないって事?
結論から言いますと老いない人間がいないのと同じで酸化はします。
しかし、抗酸化能力を高める事によって、身体の酸化を遅らせる事はできるんです。
・適度な運動
・抗酸化力のある成分の摂取
この2つの事を意識することによって、抗酸化能力を高める事ができます。
え?
運動すると活性酸素が発生するって言ってましたよね?と思った方もいるでしょう。
そうです。最初に説明したとおり、運動で酸素の消費量が増えると身体の酸化は進みます。
しかし、適度な運動を続ける事で身体の抗酸化能力が上がり、酸化しにくい身体となります。
適度な運動とはジョキング、ウォーキングなどの有酸素運動で30分程度、筋トレなどの無酸素運動では10分くらいです。
どうですか?
これくらいなら毎日とは言わずとも習慣的に続けられそうじゃないですか?
つづいて抗酸化力のある成分の摂取について説明していきます。
抗酸化力の高いビタミンA、C、Eを摂取することによって、身体の酸化を防ぐ事ができます。他にも、赤ワインや緑茶のカテキンなどのポリフェノール、鮭のアスタキサンチンといった成分にも抗酸化力があると言われてます。
世界最高齢の122歳まで生きた女性は毎晩ワインを飲みながらチョコレートを食べていたそうです。これもポリフェノールの効果が出ている例といえますね。
ちなみに私はミックスナッツや、グリコさんのアーモンド効果を持ち歩いて、お昼や小腹が空いた時など、ちょっとした時にビタミンEをとるようにしています。
もちろん摂り過ぎは身体に良くないので自分に足りていないものを中心にバランスよく摂ってくださいね。
今は人生100年時代です。 老いて、身体が動かないままあと30年も・・・なんてなったら辛いですよね? 適度な運動と、抗酸化力の強い食品摂取にて、人生100年を若々しく乗り切りましょう!
最後までお読み頂きありがとうございました。