後でやろうは馬鹿やろう
皆さんの周りにこんな事言う人いませんか?
「昨日仕事が終わらなくて、3時間しか寝てないよ」
「今月も予定がいっぱいで休みなんてないよ」
どうですか?
私の会社にはこんな事を言う人が結構な人数います。
経営陣にも1人います。
寝てない事を自慢しているのかな?
頑張っている自分を他人に承認してもらいたいのかな?
なんていつも思ってしまいます。
タチの悪いのはそれを言ってくる経営陣の方です。
私も普通のサラリーマンなんでしょうもないなんて思っていても口には出しません。
きっとこの人は身を削って働くことで昭和時代に活躍し、結果を出してこのポジションにいるのだろう思いますし、高度経済成長期はそういう時代だったのでそれを否定する気はさらさらありません。
しかし、これを言っているのが同僚であったり、部下の場合は違います。
はっきりと今の時代に合ってはいないと思うといいます。
なぜわざわざそんな事を言うかというと
かつては私もその一人でした、毎日最後まで会社に残って仕事をし、結婚した当初は休みの日まで仕事に行くこともしばしばありました。
しかし、時間の大切さを知り、自分以外の人の時間を貴重に思う事で時間を守るように心がけるようにしました。
今は出張で帰れない日以外は家族とご飯を食べるようにし、家族団欒を大切にしています。
娘から今日ご飯までには帰ってくる?
と聞かれれば、帰るよ夕飯食べたら遊ぼうねと言って、夜家に帰ると
すぐにシルバニアファミリーで遊べるように家や家具、人形を配置して準備万端で待っています。
これはもう残業せずに真っ直ぐ帰りますよね。
ただ、今日は会社と家族どちらが大事かという話をしたい訳ではありません。
聞かれてもはっきりとした答えも無いと思うけど。
ただ、これは家族に限った事では無いです。
例えば、友人やお仕事関係の方と食事に行く時に遅れてくる人っていますよね。
その人は交通機関が遅れた事を理由にするかと思いますが、5分、10分の遅れであればやはりその人の考え方は、仕事が終わらない人と一緒だと思います。
それではなぜ、仕事が予定通りに終わらないのでしょうか?
それは仕事が終わらない人は追い込み思考の人が多いと思います。
余裕がない事が1番の問題だと思います。
仕事をしていると必ず不測の事態は起こります。
起こらなかったとしたら、それはたまたま運が良かっただけです。
だからこそ、不測の事態が生じた時に対応できるように実際の期限の前に終わらせるべき締め切りをつくる必要があります。
先程の時間に遅れる人もそうです。
例え、交通機関が多少遅れたとしても、予定時間よりも早めに近くまで来ていれば遅れる事など無いはずです。
もし、あなたが仕事でなかなか期限が間に合わない方であれば、期限ぎりぎりで帳尻を合わせようとする考え方を直して下さい。
仕事に取り掛かる時にまだ時間があるからゆっくりやるかでは無く、スタートダッシュで行動し余裕を持つのを後にするのです。
余裕があれば、不測の事態が起きたときも冷静に対処できる場合が多いでしょう。
私は「後でやろうは馬鹿やろう」だと常に自分に言い聞かせています。
当たり前の事かもしれませんが、意外と出来てない人が多いです。