Like a BOSS 日々レベル上げ

人生がより豊なものになるために挑戦していくさま

成功への抜け道はいつだってそこにある。何者でもない自分の何者かになる物語

こんにちは、リトです。

2018年にアメリカでベストセラーになったアレックスバナヤンのThe Third Door(サードドア)について書きます。

サードドアとは?

人生、ビジネス、成功。
どれもナイトクラブみたいなものだ。
常に3つの入り口が用意されている。

ファーストドア:正面入り口だ。長い行列が弧を描いて続き、入れるかどうか気を揉みながら99%の人がそこに並ぶ。

セカンドドア:VIP専用入り口だ。億万長者、セレブ、名家に生まれた人だけが利用できる。

それから、いつだってそこにあるのに、誰も教えてくれないドアがある。サードドアだ。

行列から飛び出し、裏道を駆け抜け、何百回もノックして窓を乗り越え、キッチンをこっそり通り抜けたその先に必ずある。

ビル・ゲイツが初めてソフトウェアを販売できたのも、スティーヴン・スピルバーグがハリウッドで史上最年少の監督になれたのも、みんなサードドアをこじ開けたからなんだ。
(書籍冒頭より引用)

本書は著者アレックスバナヤン氏が大学生のところから話が始まります。

医者を目指して大学に通っていたバナヤン氏は自分がどう生きたいかわからずに、やる気を失っていたんです。

ふと、彼は世の成功者は「人生の最初の一歩」をどのように踏み出したのだろうか?と疑問を持ちます。
成功者達の足がかりを知れば、自分の人生の参考になると思い、その答えを求めて図書館に通いつめて様々な本を読むのだが、人生の始まりに的を絞った本を見つける事は出来なかった。

そこで彼は直接自分でインタビューしようと思い、サードドアを開く為の長い挑戦が始まります。

読んだ感想

この本を手に取るきっかけは何だったか覚えていないが、読むまで成功者達のインタビュー集みたいな内容だと思っていた。
しかし、実際に読んでみるとこの物語に登場する名だたる成功者達は脇役で主役は成功者達へのインタビューに挑戦していく中で成長していくバナヤン氏なのだ。
この本はいわゆるビジネスの成功本だと言えるが、彼はインタビューで名言だけでは誰の人生も変えることができないと言っており、本の内容は非常に困難な目標の達成に向けて奮闘し、時には挫折し、そこから学びを得て成長するという彼のミッションを追体験できる物語となっていて非常に面白い。

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